2021.07.06
『摩訶般若波羅蜜多心経』
浄土真宗や日蓮宗では読まれないお経ではありますが、最も有名なお経の1つかと思います。
大乗仏教の教えを262文字に凝縮されたお経であり、空の真理や教えが説かれており、最後には「羯諦羯諦〜」と呪文で結ばれる真言密教のお経ではないでしょうか。
インドの古い言葉であるサンスクリット語の音写で摩訶般若波羅蜜多の八文字で「マハー(摩訶)プラジュニャー(般若)パーラミター(波羅蜜多)」、心経は中国語です。
般若とは、智慧と意訳できます。智恵とは違います。
波羅蜜多は、サンスクリット語ではパーラミターと読み<完成>を意味します。または、パーラムイターと読み<彼岸に渡るや彼岸に至る>と意味します。
般若心経とは、素晴らしい仏さまの智慧の完成が説かれているお経なのです。
「観音菩薩は、仏さまの智慧の完成を実践されたとき、肉体も精神もすべてが空であり、空によってあらゆる苦悩を克服された」
「五蘊」色、受、想、行、識の五つの集まりを意味し
色とは、全ての物質をあらわし
受とは、感受。想とは、表象であり
行とは、意志とし識とは、認識の作用のことで
この五つは私たち人間の肉体と精神の意味となります。
清水
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駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌
私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。
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