2020.07.24
昨日から東京オリンピック開催予定でしたが、一年後ということに。
コロナの終息がつかない今、スポーツが大好きな私には開催には賛成も反対もできないです。情けないです。
観音さまをはじめ、今は仏さまの御慈悲が本当に必要不可欠なのではないでしょうか?
そのためには、一心に念ずる。一心に称名を念ずることこそが大切なのかもしれません。
高祖承陽大師道元禅師さまも、中国の宋へと行き来するには、一心に唱え(称え)ておりました。
それは、観音さまだけではなく、白山妙理大権現(はくさんみょうりだいごんげん)への祈りもありました。
臨済宗の明全禅師と共に航海された時に(1223年)、
『仏法大統領白山妙理大権現 貞応ニ癸末年二月ニ十四日』このように
『仏法を守護する大いなる統領、白山妙理大権現よ。われを護りたまえ』
とされ、仏さまや、菩薩さまが衆生救済のためにあらわれました。
白山妙理大権現とは、今現在でも繋がりがとても強くもっておりまして、永平寺へ修行に行く時には必ず『龍天軸』として、必要不可欠な掛軸を持っていきます。永平寺においては、白山神社への親しみがとてもあります。
その永平寺では、白山妙理大権現が守護神でもあり、毎年7月頃白山神社への(石川、福井、岐阜にまたがっております)拝島をしております。
私が登ったH13年以前は
山登りを50-60人ほどでしたが、
今ではあり得ない軽装で上がってました。
その頃はまったく軽装とは知りませんでした。
ごめんなさい。(ジャージに半袖とポンチョ)
白山妙理大権現さまは、道元さまが宋へと行くときに現れたようです。
そして、帰国の船では、嵐にも遭い道元さまは、静かに坐わり一心に願われ祈られたそうです。
また、白山妙理大権現だけではなく、観音さまへも祈りました。
帰国のさい、大嵐にみまわれましたが、一心に称名されたところ、観音さまが現れ救われましたそうです。
永平寺入口の一葉観音さま
、
清水
御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌
私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。
どうぞよろしくお願いします
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