2023.11.04
『観世音菩薩御詠歌』の「慈光」の歌詞は
「たのもしな あまねき法(のり)の 光には 人の心の 闇ものこらじ」です
この歌詞は
日蓮宗僧侶の日政上人=元政上人が詠んだ歌詞です
先日八王子市仏教会青年部で
身延山久遠寺へ研修に行った際
ふと思い出しました
私が2013年、梅花流本庁主催講習会を受講した際
佐藤俊光老師の作製された資料に「慈光」の歌詞解説などがありました
寛文7年、元政(日政)上人の母が亡くなった際
親交のあった人から五首の和歌が送られ
これに対して五首の返事をおくられました
四首は母への「悲しみ」を詠まれておりましたが
もう一首は
母への感謝と報恩の心へと立ち直らせているような趣を詠まれております
この一首が、曹洞宗梅花流詠讃歌
観世音菩薩御詠歌「慈光」の歌詞となっております
日政上人=元政上人の母は観音さまへの信仰がとても熱心な方だったそうです
清水
御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌
私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。
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