2021.05.11
梅花流詠讃歌の曲に供華(くげ)
「花供養御詠歌」があります。
この曲は道元禅師さまはが詠まれたとされる和歌(草庵の偶詠)でもあります。
仏さまやご先祖さまへお供えする花や供養をあらわしております。
「この心天(あま)つ空にも花供(はなその)ふ
三世(みよ)の仏に奉(たてまつ)らばや 奉らばや」
「この心」とは、坐禅の心持ちとも思いますが、
供養する心を大切にするならば、発心や菩提心といった解釈もできます。
この思い、心が、清らかなる澄んだ空に花を供えるように
「三世の仏」三世諸仏、過去・現在・未来の諸仏とも思いますが
それだけではなく、あらゆる仏さまと言う十方諸仏であり
あらゆる仏さまへまごころである慈悲の心を持ってお花をお供えする。
と受け止められます。
お供えをする私たちも慈悲の心であり、
お供えを受ける仏さまも慈悲の心で私たちを見守られてくださることでしょう。
清水
御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌
私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。
どうぞよろしくお願いします
(^人^)