2021.02.28
曹洞宗梅花流詠讃歌に
お釈迦さまを敬い追慕の思いで
詠まれている曲があります。
「大聖釈迦如来涅槃御詠歌」
(だいしょうしゃかむににょらいねはんのごえいか)
略して
【不滅】(ふめつ)
〔歌詞〕
〈ひとたびは 涅槃の雲に いりぬとも
月はまどかに 世を照らすなり 世を照らすなり〉
御詠歌なので五・七・五・七・七
さらに言葉を強調したいのでプラス七。
お釈迦さまは、衆生である私たちのために
100歳までとされた命を20年縮められお救いになられた。
または、
一度は入滅され肉体は尽きてしまったが、お釈迦さまの教えは今なお
お経として私たちに御示しになっております。
特に日頃私たちが読む『法華経』の「如来寿量品」にて説かれております。
御詠歌の歌詞の意味は
〈お釈迦さまを輝く月になぞらえて、
明るく照り輝いていた月が厚い雲によってさえぎられてしまい
私たちには直接見ることができなくなってしまったが
月は雲の上では今なおまばゆい光で私たちを照らし続けているのです。
そして私たちの胸の中に教えとして生き続け、人々を導いておられるのです〉
清水
御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌
私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。
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