曹洞宗 常圓山 皎月院

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曹洞宗 瑩山さま

2023.09.27

両祖忌

お彼岸期間も終わり

間もなく9月29日は両祖忌です

曹洞宗 大本山永平寺御開山である高祖承陽大師こうそじょうようだいし(道元禅師さま)と

總持寺御開山である太祖常済大師たいそじょうさいだいし(瑩山禅師さま)

の御命日になります

陰暦では道元さまは1253年8月28日に

同じく陰暦では瑩山さまは1325年8月15日です

ですが、陽暦では同じ9月29日なのです

私が永平寺に修行し2年目の平成14年は道元禅師の750回忌でした

そして来年の令和6年は瑩山禅師さまの700回忌になります

 

曹洞宗 瑩山さま

2022.11.21

誕生日

本日11月21日は

一仏両祖である

3名のどなたかのお誕生日です。わかりますか?

①中心であるお釈迦さま

②右側の道元禅師さま

③左側の瑩山禅師さま

答えは

文永元年(1264)10月8日、陽暦に換算して11月21日に

越前の国、多禰邑(たねむら)の豪族瓜生(うりゅう)邸に誕生されました

名を行生(ぎょうしょう)

③である瑩山禅師さまのお誕生日です

お釈迦さまより代々受継がれ

28世に菩提達磨大和尚(震旦初祖 中国へ初めて禅を伝えた)

51世に高祖承陽大師道元禅師さま

54世に太祖常済大師瑩山禅師さまへと

正法の仏法が伝わりきたり

皎月院の住職で85代目です

私は86代目となります

 

瑩山さま

2022.08.02

男女同じ

大本山總持寺の御開山

太祖瑩山禅師さまが28歳の時

徹通義介禅師さまより正法が伝わり

大悟されたことを認められました翌年

徳島に赴き、城満寺の御開山と住職となられました

瑩山禅師さまが初めて開く道場でもあります

こちらで多くの人々を救済するために

男女や出家者在家者の区別なく

正法をひたすら伝え続けられました

「男子なりとも、又、女子なりとも

是(かく)の如く仏道を会(え)せば是れ長老なり」

男性でも女性でも、お釈迦さまの教えを学び実践するならば

その人は尊ぶべき人である

 

禅のことば 瑩山さま

2022.07.26

日常

悟りとは日々の行いを大切にすることです

曹洞宗大本山總持寺の御開山であり

太祖常済大師(瑩山紹瑾大和尚)さまは

私たちの心と悟りの関わりについて

「茶(さ)に逢うては茶を喫し

飯(はん)に逢うては飯を喫す」

と説かれております

お茶を飲む時は飲むことに徹しご飯を食べる時には食べることに徹するのであると

日々の当たり前のことが

本当は当たり前ではなく

一つひとつ丁寧に大切にする行いを

尽くしていく事こそ

真の悟りそのものであると

説かれております

 

何事も丁寧に大切に

それは行動だけではなく会話の

言葉ひとつひとつも同じなのです

丁寧な言葉

優しい言葉

そして正しい言葉

を実践していきましょう

暑いので涼し気な

北海道は羊蹄山です

バックカントリーも楽しい時間でした

禅のことば 瑩山さま

2021.11.30

人人

瑩山禅師さまの教えのお言葉に

『人人悉(にんにんことごと)く道器なり』

【あらゆる人々は仏の教えを備えるに足る器である】

があります

私たちには各々が持つ能力がありますが、その能力に対して優劣をつけて判断してしまいがちですが

瑩山禅師さまは、すべての人が仏のように尊く、愛おしいとされるのです

仏教では、人は誰もが仏になれる仏性を備えていると説いています。

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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