曹洞宗 常圓山 皎月院

禅のことば

2021.05.18

五欲

私たちは日々の生活の中で欲というのは

必ず芽生えることでしょう。

「生きる」とはまさに欲望であると思います。

この欲望には、五欲、五つの欲の種類があります。

  1. 財産欲
  2. 色欲
  3. 食欲
  4. 名誉欲
  5. 睡眠欲

特に私たちが生きる中では食欲と睡眠欲がかかわります。

この欲が満たされれば色欲

十分に満たされれば財産欲や名誉欲が生じてきます。

道元禅師さまはこの五欲のすべてを否定はしておりません。

食材のすべてを無駄なく使い正しく調理する、三心という

喜心、老心、大心を心掛けるように指導されており、

規則正しい生活の中にはしっかりと睡眠をすることが出来ます。

また、京の都から離れ雪深い山奥に永平寺を築かれました。

財産欲と名誉欲から離れるためでもあります。

道元禅師さまの本師である

如浄禅師さまは、只管打坐である坐禅こそ

この五欲から離れることができる方法として教えております。

般若心経の中にも五欲である

色・声・香・味・触も五欲であります。

 

 

 

 

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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