曹洞宗 常圓山 皎月院

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禅のことば

2021.06.08

仏教の言葉

日々の暮らしの中で

日常使われている言葉がいくつもあります。

「挨拶」は「一挨一拶」(いちあいいっさつ)

こちらは、師匠と弟子、または修行者同志が、

軽くや強く問答され悟りの深浅を試されたなかからできた言葉であり、

「我慢」は「慢」という字さながら

高慢、自慢、傲慢,

などの熟語があるように

他人と比較していまい自らをおごってしまう言葉である。

さらにはもっと探りますと

「七慢」という言葉がありました。

  1. 「慢」   相手を見下す心
  2. 「過慢」  自分が優れていると威張る心
  3. 「慢過慢」自分より優れている相手の欠点を探してまで自分が上だと思う心
  4. 「我慢」 意地やプライドにより、考えを押し通す心
  5. 「増上慢」悟りをひらいたと思ううぬぼれた心
  6. 「卑下慢」自分を卑下していても、卑下することにうぬぼれてしまう心
  7. 「邪慢」 間違っているにも正しいと言い張るように、徳が無いのにあるといううぬぼれた心

このような自惚れてします心は、人間としてでてしまう可能性は十分にあります。

他の人を観察するだけではなく、しっかりと自分自身を観察し自分自身を知ることが大切な心です。

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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