曹洞宗 常圓山 皎月院

禅のことば

2020.05.02

十三仏

人が亡くなって四十九日までのことを

「中陰」とか「中有」という呼び方をして、

一般的には死者が次の生に向かうその間の期間をさすと考えられております。

初七日にあたる日には

〈不動明王〉にお会いします。

不動明王は、明王の中でももっとも有名な存在です。

観音さまやお地蔵さまと並んで、日本中には不動明王を祀るお寺はたくさんあります。

親しみをこめ「お不動さん」と呼ぶこともあります。

不動明王をはじめ、明王は、大日如来の化身とも言われております。

怖い顔をし、後ろには炎を背負い、悪を降伏させる威圧さもあります。

優しい眼差しだけでは正しい道をわかろうとしない悪いものを、この姿で私たちを導くのです。

右手には悪を切り裂く剣を持ち、左手には、私たちを救うための羂索(けんさく)縄を持っております。

見た目は怖いですが、私たちを救うための厳しさとやさしさを兼ね備えている明王なのです。

不動明王さまの真言は

《なぅまく さんまんだ ばざらだん かん》

日野市高幡にあります

高幡不動尊金剛寺の不動明王坐像です。

 

不動三尊では、優しい顔で合掌されている矜羯羅童子(こんがらどうじ)と

まるで赤鬼のような制多迦童子(せいたかどうじ)が脇侍になります。

皎月院住職が彫刻し、髙乘寺さまへ

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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