曹洞宗 常圓山 皎月院

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季節

2018.12.22

冬至

本日は一年のうちで最も昼が短い日です。
今夜はかぼちゃを食べ、
柚子を湯船に入れての入浴。

なぜ冬至にかぼちゃを食べると長生きするとか、
風邪をひかないなどと言われるのだろうか。

調べましたら、かぼちゃは冬でも食べられる数少ない野菜のひとつで、
夏に収穫されたものを貯蔵して、食べられていました。
野菜の少ないこの時期には、大切な栄養源でした。

かぼちゃには、ビタミンAを始めとするビタミン類が豊富に含まれ、
貯蔵することにより、でんぷん質が糖分へと分解され、
より甘く美味しくなるそうです。

栄養豊富で貯蔵性もあるかぼちゃは冬を乗り切るための
大切な食材なのです。
永平寺での典座(厨房)にも沢山のかぼちゃを頂き
この時期にはかぼちゃ料理が良くでました。

柚子湯は
昔は今と違って毎日のようにお風呂に入らなかったので、
お湯に浸かる事自体がお浄めの意味がありました。
そこにさらに香りの強い柚子を入れる事によって、
邪気を払うといった意味もあったようです。

また、融通が効く湯治=柚子が効く冬至
と言った語呂合わせもあったようですね。

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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