曹洞宗 常圓山 皎月院

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行事

2020.03.11

東日本大震災

本日は
平成23年3月11日に発生した震災
東日本大震災から九年が経ちます。

私は当時
八王子へと戻ってくる直前でした。
水や電池などの確保がとても困難でした。
それよりも
こんなことが本州で、更には
東京近郊で起こっていることが驚き
不安や悲しさで
何をしたら良いのか全くわかりませんでした。

この時期にできました
曹洞宗詠讃歌
『道心利行御和讃』
1番
「衆生済度の誓願に 常にましますみ仏の
慈悲の光に照らされて 命耀よう嬉しさよ」

道心とは、菩提心です。
仏道を求める心です。
それは、発心(ほっしん)仏の道を歩もうと想うその心や
思い立ったその時の心です。
修行は、もちろん行うことです。
想うだけではなく行動にうつすことです。
菩提(ぼだい)は、仏さまの教え 悟りを得ることです。
涅槃(ねはん)は、悩みや苦しみの煩悩から
解放、解き放たれることです。
ですが、この一連の4つのことは、
常に繰り返されます。
それを絶え間なく続き繰り返すことが仏道修行であり
「発菩提心ほつぼだいしん」であり
「即身是仏そくしんぜぶつ」でもあります。
とても理解が難しいかもしれません。
さらには、
「菩提心」をおこしたのであれば、
『自未得度先度他じみとくどせんどた』
となるのです。
それは、
自分自身だけがさとりを得るのではなく、
私の前には、まずは他の人を救済しようとする
願いをもつことが大切なのです。

震災物故者、先祖代々
南無釈迦牟尼仏
合掌

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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