曹洞宗 常圓山 皎月院

お香

2025.04.19

お香の日

 

4月18日はお香の日として

1992年(平成4年)4月に制定されました

日本の歴史書として奈良時代に成立された最古の『日本書紀』に、お香についての最初の記録が残されております

「推古天皇3年(595年)の夏4月、淡路島に沈水が漂着した」と

沈香が淡路島へ漂着した4月と

お香の「香」という漢字をくずしますと

一と十と八と日 になります

沈香の漂着した4月と香で 四月十八日がお香の日となったそうです

『日本書紀』によりますと

淡路島に漂着した抱えるほどの大きさの謎の木を

島民が竈にて薪として燃やしたところ

何とも不思議な良い香りが辺り一面に薫りが漂い広がっていた

これは特別な木ではないかと思い

朝廷へと献上されたそうです

仏教を信仰する国へとなされた聖徳太子

木片から観音さまを彫られたともされております

 

一歩の会

2025.04.05

卒業

曹洞宗青年部一歩の会をこの度卒業、退会となりました

2011年4月より正式に入会して13年間

本当にいろいろな活動ができた青年部

沢山の経験、失敗を重ね多いに学ぶことが出来たと思います

本当にありがとうございました

退会記念品として、私は香炉をお願いしました

同教区内の医王寺住職 森原師による手作りです

素晴らしい石の香炉でした

お香

2025.04.02

お香

先日、薫物屋香楽さんにてお香のアップデートのため香習会に参加してきました

今回は天然の龍涎香(りゅうぜんこう)を使用したお線香の調合です

龍涎香はマッコウクジラが食べるイカの消化できなかった物を腸内で結石として形成されます

それが便と一緒に排出され海に漂います

海面に浮上し、太陽光紫外線によって熟成されたものです

すぐにできるものではなく、最低30年、50年100年海面に漂流しなければ熟成されません

ですので大変貴重なものであり

古くはクレオパトラをはじめとした多くの王族貴族が

不老不死の薬、媚薬、健康薬として使用されたとされてます

また、「アラビアンナイト」のアラジンと魔法のランプでも龍涎香がコーヒーや浴槽に入れたりされ登場してます

 

今回は天然の龍涎香を使用したとても贅沢な調合となりました

お線香に形成が楽しみです

 

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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