2020.08.15
連日の猛暑です。
皎月院の初盂蘭盆会供養法要が終了。
今年は、コロナ感染防止のため5月には本年度の棚経は中止としておりました。各ご自宅には
希望者だけでもお参りへ行くべきであったのではないか?とも少し反省しております。ですが、来年こそは皆さまのご自宅へとお参りができるように日々祈願します。
終戦から本日75年。
お寺で中継を観たのは初めてかもしれません。
住職との会話で、
「親父(祖父)の背中の火傷覚えてるか?」
私「確かに湿布を貼ってあげたときに背中全体が、、、」
「若い頃は、火傷によって顔の頬や耳辺りも肌が突っ張ってたなぁ」と
さらに
「爆弾の爆風で船から海に落ちたらしんだよ。でも海面は油の炎や艦隊が炎上で、息継ぎの時は死に物狂いで手で海面を漕ぎながら息継ぎをする場所を探していたらしいぞ」
とボソッと言って
祖父の事を思い出しておりました。
きっと祖父が戻ってきていたんでしょうね。
祖父が無事に戻って来られたからこそ、住職も私も存在することができていますので、
「ご先祖さまあっての私」です。
「お陰様」=「ご先祖さま」
いつもありがとうございます 合掌
2020.06.17
施食幡の残りのご案内
「四天王幡(してんのうばた)」
東西南北の四方を守ってくれる四人の守護神を記した幡です。
・東の持国天(じこくてん)
・南の増長天(ぞうちょうてん)
・西の広目天(こうもくてん)
・北の多聞天(たもんてん)(=毘沙門天(びしゃもんてん))を言います。
「大幡(おおばた)」は法要で読経する『甘露門(かんろもん)』の中の
心呪(しんじゅ)「唵麽抳嚩(おんまにば)日哩吽(じれいうん)」と
随心呪(ずいしんじゅ)「唵麽抳駄哩吽泮吒(おんまにだれいうんばった)」と呼ばれる二句が記されており、
心呪を数多く唱えれば仏さまにお会いすることができるとされ、
随心呪は数多く唱えれば様々な妨げが無くなるとされています。
施食会を通じまして、
ご先祖さまをはじめとした多くのご縁に施されながら
支えられて、生かされているのだという事への感謝の心をお持ち頂きたいと思います。
本年6月13日に皎月院では
施食会法要をさせていただきました。
コロナウイルスの影響で参拝の中止でした。
2020.06.14
施食会とは、
「食事を施す」法要です。ご先祖さまや「三界萬霊(さんがいばんれい)」という
〝すべての世界のすべての精霊〟に食事を施し、迷える精霊に慈愛の悟りを施します。
欲深い私たちの心を仏さまの前で反省し、「わかちあう心」「支えあう心・喜び」
【四摂法(ししょうぼう)】の布施(ふせ)・愛語(あいご)・利行(りぎょう)・同事(どうじ)をおこなう法要でもございます。
施食会では食事を施すための「施食棚」を設け、周囲には十一枚の施食幡を掛けます。
この「五如来幡(ごにょらいばた)」は、五色(青か緑・黄・赤・白・黒か紫)の幡に五人の如来さまの名が記されています。
五色は、生きとし生けるものを照らす如来さま方の功徳・智慧の光を表します。
2020.06.13
新型コロナ感染防止のため檀家さまの参拝は中止とさせていただきましたが、
近隣ご寺院さまと、役員さま5名にて
施食会をとりおこないました。
法要は無事に終わりました。
卒塔婆は、後日お寺にてお墓へとお建て致します。
清水
御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌
私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。
どうぞよろしくお願いします
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