曹洞宗 常圓山 皎月院

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行事

2017.10.03

禅をきく会

本日、芝公園近くのメルパルクホールにて
禅をきく会 を観てきました。

東日本大震災当時の話を
福島県福島市 長秀院住職 渡邊特派布教師さまから
聞き、御詠歌による七回忌追善奉詠。

とても心あたたまるひと時でした。

法要 行事

2017.09.29

御命日

本日、9月29日は
曹洞宗御開山道元禅師(高祖承陽大師)さまの
御命日です。
765回忌となります。

『峰の色 渓(たに)の響きもみなながら
わが釈迦牟尼の声と姿と』

遺されたお言葉です。

行事

2017.09.01

年長さん坐禅

昨日は毎月恒例の坐禅実習でした。

4月から年長さんへの坐禅指導を始め、
今回で6回目となりました。
7月に2回しました、その頃から
しっかりと座りはじめた子供が増えてきました。

今回は大人顔負け。素晴らしい子を発見!
とても嬉しくなりました。

行事

2017.08.16

盂蘭盆

本日はもう送り盆の日となりました。

この日は夕方になると、
送り火を焚いたり、灯籠流しが行われます。(最近では少ないですが)

「ご先祖さまあっての自分」
ということばがあるように、私たちはご先祖さまの存在があったからこそ、今こうしてこの世に生を受けることができました。
いのちは過去からげん、そして未来へと向かう
いのちの流れの中にあることに気づかされます。

お寺やお墓参りをされ
亡き方々とお会いするということは、“私は生きている”
ということを改めて実感できる機会であり、
今の私の生き方はこれで良いのか?
二度とない人生をいかに生きるべきかをも
見つめられるのではないでしょうか?

禅のことば 行事 季節

2017.08.11

お盆ですね

お盆 となりました。

お盆は年に一度、ご先祖さまをご自宅にお迎えする行事です。
帰ってこられたご先祖さまがゆったりできるように、
お仏壇を飾ったり、たくさんのご馳走を用意するということが
大切になります。または、精霊棚(しょうりょうだな)を用意します。

精霊棚には、お馴染みなのナスやキュウリで作られた牛と馬をお飾りします。
これは、来る時は 馬に乗って、早く懐かしい我が家へ
帰る時は 牛にたくさんのお土産を積み、ゆっくりおかえりください。
というお気持ちですね。
ご先祖さまを想う、私たちの優しい心のあらわれですね。

そしてお仏壇は、ご先祖さまの位牌をまつるところだけではありません。
曹洞宗ではお釈迦さまがまつられていますが「拝む人の心」も本尊さまとしての仏なのです。
皆、それぞれの心の中には「仏の心」仏心がありますように。
仏壇を拝むことは
自分の中に潜む「仏心」を拝むことに他ならないのではないのでしょうか?
お仏壇に向かってお参りする姿そのものが
六波羅蜜の布施、持戒、忍辱、禅定、精進、智慧を行じています。

仏さまに お水やお花を奉るという心は、
お布施(ふせ)=与えるということです。
そのお花は 忍辱(にんにく)=耐え忍ぶことを表したものであり
怒りや腹立ちなどの煩悩を忍耐する、心の象徴とされています。
お線香をあげるのは、精進(しょうじん)=努力すること。
お線香は一度火をつけますと、燃え尽きる最後まで持続します。
私たちも最後まで辛抱強く、努力精進する心が大切です。
お膳を供えるのは、禅定(ぜんじょう)=心の安定。
腹が減っては戦はできぬ。何よりもまず、お腹を満たすことが大切なのです。
暗闇の中(自分の煩悩や迷い)に、ホッと明かりが灯る。
その明かりが 智慧(ちえ)の灯明です。
このように、仏さまに供えるものは一つ一つ自分の心の象徴であり
左右に花と灯明、真ん中にお香、その前にお膳というように位置が決まっています。
この位置が決まっていることが、持戒(じかい)=戒律です。

仏壇に向かって 合掌礼拝することは「六波羅蜜を行ずる」ことになるわけで「修行」を行っているのです。

仏さまを拝み、先祖さまを偲び、感謝する。
ホッと心が落ち着き、心の拠り所となっています。

南無釈迦牟尼仏

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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