曹洞宗 常圓山 皎月院

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禅のことば

2020.02.10

摩耶夫人


右上の摩耶夫人ですが、
なぜお釈迦さまをお産みになった
7日後に亡くなったのだろうか?
調べてみますと、
応身仏世尊(おうしんぶっせそん)(お釈迦さまののこと)は、
兜率天(とそつてん)(弥勒菩薩のいる所)での寿命が終えると、
私たちのいる世界にて法を説かれることになっているそうです。
その為、お釈迦さまは父である浄飯王(じょうぼんのう)と
母である摩耶夫人のもとに産まれたそうです。
また、摩耶夫人が7日後に亡くなるということも
あらかじめわかっていたそうです。
なぜなら、摩耶夫人が長命であったとしたら、
仏陀となる息子の扱いを間違ってしまう可能性があるかのようです。
摩耶夫人は亡くなった後、忉利天(とうりてん)という
世界(6つあるなかの1つ)にて
生まれ変わり帝釈天の后(きさき)となられたそうです。
寅さんで有名な柴又~
帝釈天は、
忉利天の主として須弥山(しゅみせん)の頂上にある
地界を支配するという存在であります。
しかも常にあの”阿修羅”と戦っているようでもあります。

調べてみますと
とても深く大変面白いです
また、次回の更新へ

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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