曹洞宗 常圓山 皎月院

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禅のことば

2020.01.28

普賢菩薩(ふげんぼさつ)

普賢菩薩は、文殊菩薩と共に、
お釈迦さまの脇侍としています。
そして六牙の白象に乗っておりますのでわかりやすいです。

文殊菩薩は、
仏の智慧として、
また普賢菩薩は慈悲や智慧の実践、
修行を導き私たちを成仏へと導かれます。

曹洞宗の法要にて
「嘆仏会たんぶつえ」(お釈迦さまや仏さまを賛嘆する法要)や
「授戒会じゅかいえ」(信仰する皆さまが仏道を歩まれる入門)で
読まれる「華厳経の十者礼」には、
この世の全ての凡夫の三業の行いや煩悩が、
消滅するまで願うことをやめないという、
普賢菩薩の十大誓願が説かれています。

その「十大願」とは、

一、礼敬諸仏(諸仏を敬い礼拝する)

一、称賛如来(如来を称賛する)

一、広修供養(諸仏にあらゆる供養を惜しまない)

一、懺悔業障(過去の罪科を悔い改め、仏に告白する)

一、随喜功徳(功徳を共に喜ぶ)

一、請転法輪(諸仏の説法を請い願う)

一、請仏住世(諸仏が常にこの世に住して導いてくれることを願う)

一、常随仏学(常に諸仏に学ぶ) 

一、恒順衆生(恒に諸衆を敬う) 

一、普皆回廻(全ての功徳をあまねく振り分ける)

などの罪障を滅し、成仏に至る功徳で人々を救済する教えです。

白像には乗っておりませんが、
三重県三井寺の普賢菩薩さまです。

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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