曹洞宗 常圓山 皎月院

禅のことば

2018.08.17

永平寺

杓底一残水(しゃくていのいちざんすい)
汲流千億人(ながれをくむせんおくのひと)

大本山永平寺の正門に刻まれた禅の言葉です。
小川の水を柄杓に汲んで、必要な分を頂く。
使わなかった水は、そっと流れに戻す。
その水は、ほかの多くの人に廻っていって、また大切に使われる。

私たちは、多くの人と、大きな繋がりの中で生きている。
水も、電気も、私たちの生活には欠かせないもの。
他にも、少し思いを巡らせるだけで、
私たちが生きるために必要なもののほとんどを、
多くの人々と、社会という
「小川」のなかで共有していることに気づきます。
我慢をしすぎずに、決してムリはしない。
それでも、ムダにはせずに必要な分を丁寧に使う。

禅の教えから始まるエコな生活。
それは「モノを大切にする自分」
「まわりを思いやれる自分」を育てる
こころの訓練でもあるようです。

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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