2017.07.05
「三途の川」
三途とは、地獄道・餓鬼道・畜生道の三悪道のことを言います。
三途は暗い世界なので、冥とは暗いと言う意味でもありますので、
冥界(めいかい)ともいいます。
人は死後、死出しでの山を越え、
7日目に大きな川にさしかかるといいます。
この川が三途の川といわれています。
川のほとりには、奪衣婆(だつえば)という老女がいて、
死者の衣服を脱がせ、衣領樹(えりょうじゅ)という
大樹の枝に衣服をかけ、死者が生前犯した罪の重さを量ます。
善人は、金色の橋を渡り、罪の軽いものは浅瀬を渡り、
重罪人は深瀬を渡るとされています。
また、罪みを悔い改め六文銭を納めると、
三途の川を無事に渡ることができると言われております。
三途の川には、「賽(さい)の河原(かわら)」があり、
幼くして死んだ子がこの河原で石を積んで父母の供養塔を造ろうとすると、鬼が現れてこわしてしまいますが、最終的には地蔵菩薩が現れ、子どもたちを救ってくれます。
清水
御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌
私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。
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