2021.08.30
南都六宗の1つである律宗
鑑真和上や唐招提寺と聞くと最もわかるかと思います
律宗の律とは
仏教教団内の生活規範ルールの事で戒律を意味します
奈良時代、日本の仏教は飛躍的に発展を遂げておりましたが、仏門へ入る人、正式に僧侶となるために戒律を授けることができる僧がいなかった。授戒制度がしっかり整っていないため、安易に出家、一時的に避難するかのように出家する者が増え問題になっていたようだ。そのため、唐へ渡り日本で授戒ができる高僧を探すこととなり、日本から栄叡(ようえい)と普照(ふしょう)が派遣された。9年後の742年ついに鑑真と出合い、来日を決意されるが容易ではなかった。
1回目は弟子の密告で挫折
2回目は暴風雨で断念
その後も失敗される。その間に栄叡が病で亡くなる
753年 6回目 遣唐使船で薩摩坊津に上陸された。12年の永きにわたり意思を貫かれ来日された鑑真は、
東大寺仏殿に戒壇を築き、上皇や天皇など400名に授戒される。その他にも薬師寺、太宰府の観世音寺にも戒壇院を設けられ「天下三戒壇」として整備される
また、律宗の本山である唐招提寺を759年に創建され開祖ともなられた
戒律の基本は五戒である
鑑真が伝えられた4種類の律「四分律」は、上座部の法蔵部に伝われたものとされる
日本に本格的な戒律と授戒制度を確立された
清水
御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌
私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。
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