曹洞宗 常圓山 皎月院

皎月院TOP > 皎月院副住職 亨龍日記

禅のことば

2018.07.21

住職になるには3

「立身(りっしん)」とは、
結制安居(けっせいあんご)という修行の時に
「首座(しゅそ)」
として身を立てることをいいます。

「結制安居(けっせいあんご)」とは、
お釈迦さまが制を定めた修行法で、
今では、僧堂やお寺にて90日間という
まとまった期間修行することを言ってます。

首座(しゅそ)とは、
修行僧の筆頭として模範となり、
誰よりも率先して修行ができる人をさします。

この結制安居に入る前には必ず、
首座としての力量を試され、また示す
「首座法戦式(しゅそほっせんしき)」法座(ほうざ)があります。
これは、首座として迎えてくれました師匠に代わり、
僧から仏の道理や質問に対して答えるという
問答をいたします。
それに答えてこそ
正式に結制安居の首座として認められます。

この「首座」が終わりますと、
法階が、「座元(ざげん)」となります。


お釈迦さまが、御説法された
霊鷲山(りょうじゅせん) インド研修の際 撮影

一歩の会 法要

2018.07.18

猛暑

連日猛暑が続いております!
とてもとても暑いです!!

そんな日ですが、
本日そして明日は、
八王子市台町にあります寺院
松姫さまの菩提寺でもある
信松院さま
その先代住職さまの本葬儀です。

市内ご寺院さまですので、
青年部の一歩の会にて
お手伝いさせていただいております。

無事にお通夜は終わりましたが、
幕裏にて本日の法要が滞りなく
務めれるようにと、準備、指示への役割に。
それでも本日は
ご焼香 参列者が大変多く感じました。

ご冥福をお祈り致します。

ご案内 行事

2018.07.18

とうろう流し

今週末に開催いたします
八王子市仏教会による
とうろう流し
今年で25周年になります。

私が所属の青年部でもブースを設けます。
「夏!!オリジナル手作り スタンプ扇子」です。

昨日は夜中まで黙々と
スタンプ、看板を作成しました。
21日どうぞお越しください。

禅のことば

2018.07.16

住職になるには 2

得度式の次には
僧堂安居(あんご)です。
宗侶養成の過程で、必ず行かなければなりません。
私は、大本山永平寺にて僧堂安居しました。
専門僧堂は、全国に26あります。
曹洞宗では、この僧堂安居の修行を重要視しています。
僧堂安居では、さまざまな作法や進退を中心に、
宗侶として必ず身に付けなければならないことを学ぶ場所でもあります。
決して安易な修行ではないですし、
逃げたくなるほど厳しいときもありますが、
自分を鍛える時期、場所でもあるかとも思います。


總持寺祖院

禅のことば

2018.07.16

住職になるには

私のお寺は
8年後には450周年を迎えるお寺です。

現住職は32年をすぎ、
遅くとも8年後には隠居です。

私たちは、住職にはすぐになれません。
資格がもちろん必要です。

まず初めには、
『得度』(とくど)です。

得度とは、髪を剃って戒律を受け止め、
出家することです。
また、必要な仏具など多々ありますが、用意します。
身に着けるべき正式な着物や衣が有ります。
例えば、大中小の衣の三種。また、坐具(ざぐ)
食事の食器「応量器」(おうりょうき)を授かります。
さらに最も大切な名前!
僧侶としての名前を頂きます。

これにより、
『上座』(じょうざ)という位になります。
これではーまだまだ住職にはもちろんなれません。
つづきは
また、次回


次です。
日々つとめます。

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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