曹洞宗 常圓山 皎月院

皎月院TOP > 皎月院副住職 亨龍日記

御詠歌

2018.08.04

新亡精霊供養御和讃

曹洞宗梅花流詠讃歌「新亡精霊供養御和讃」

1、永遠(とわ)の身命(いのち)と願えども 無常の風にさそわれて 愛惜(おし)みて散れる花なれば 別離の涙頬つたう

2、揺れる灯明(みあかし)あの笑顔 あなたに逢えたよろこびと 深い絆に結ばれた 煌く慧命(いのち)忘れ得ん

3、香華供えて調(ただ)す身に 想いはおのずと深まりて

安寧(やすらぎ)念(ねご)う祈りこそ 蓮の開く縁なり

4、七七供養の毎日(ひおくり)に 戒名(みな)を称えて掌(て)を合わす 行持(つと)むる而今(いま)のまごころを 回らし手向けんみほとけに 回らし手向けんみほとけに

初お盆を迎える方々へ
お盆の
盂蘭盆会御和讚もありますが、
こちらも
とても心にしみわたる歌詞です。

禅のことば

2018.08.02

六地蔵さまは、

地蔵菩薩

笠地蔵(かさじぞう)の物語は、日本の伽話の一つです。
貧しいが心の清い老夫婦が、道端の地蔵尊に網代笠、手拭いをを被せ、
その恩返しを受けるというもので、特に知られる昔話の一つでありますが、
この
六地蔵は、それぞれ6つの役割があります。
死後の世界に「地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上」の
六道があるとされ、お地蔵さまはそのすべてを救いだすとされてます。

ですが、
人間には生まれ持った「性分」と「人徳」があります。
死後の世界に「地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上」の
六道が説かれていますが、これは決して死後の世界だけではありません。
欲望、怒り腹立ち、怨み妬み、暴力、詐欺、騙し、
不安、恐れ、悲しみ、苦しみ、迷い・・
これらの「性分」は、全て心が造り出す「六道の世界」です。
逆に、優しさ、感謝、愛情、信頼、思いやり、
慈悲、安心、穏やか・・
これも心の「人徳」と言えます。
人間の「性分」は一生直らないと言われがちですが、
少しでも努力して「人徳」を身につけたいものです。

ですから、
私たちの日常は
日々 常に修行なんだと思います。

お世話になっている札幌の浄國寺さまの
交通安全地蔵菩薩さま


皎月院の六地蔵菩薩さま

お地蔵さまの
まえかけと、帽子の奉納はいつでも受け付けておりますm(_ _)m

禅のことば

2018.08.02

三黙道場

三黙道場(さんもくどうじょう)

これは、修行道場にて
特に沈黙して自分の心を見つめる。
私語を禁止した特別な修行場所です。
1、僧堂 (坐禅堂)修行僧が坐禅や食事、睡眠などを
する日々の修行の根本となる建物で、
中心には聖僧さまをお祀りしております。
2、浴司 浴室のことです。身とこころを浄める道場。
跋陀婆羅菩薩をお祀りしております。
3、東司 お手洗のことです。身体の調子を整える道場。
烏枢沙摩明王をお祀りしております。

禅のことば

2018.08.01

住職になるには 最終回

最後に
自らが法幢師(ほうどうし)となり、
一座の首座(しゅそ)を受け入れ
お釈迦さまが制を定めた修行法で
90日間閉門修行することをいいます。
また、
一寺の住職として檀信徒や近隣寺院に対して法座上から
法を説く機会を始め、檀信徒教化を行うことを
『建法幢(けんぽうどう)』といいます。

これが終わりますと
「大和尚(だいおしょう)」となり、
言うことができます。


こちらの写真は
お隣、小津町法心寺さまの結制安居の
法戦式のものです。

一歩の会

2018.07.31

徒弟研修会

先日
青年部一歩の会にて
徒弟研修会をおこないました。
今年は江の島 腰越漁港近くの
PowderCompany湘南 さんを会場に
BBQ&SUP or 江の島水族館
を楽しむ企画を開催しました。

PowderCopany代表 高久智基さんは、
冬は北海道ニセコにて
バックカントリーガイドもしており、
個人的には12年前から大変お世話になっておりました。

ご縁があり、総勢30名ほどでお世話になりました。
とても楽しい1日となりました。
明日からは8月。
お盆のお参りを楽しみたいと思います。

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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