2021.04.18
お寺の入り口に見ることができる石塔
「不許葷酒入山門」
これは「葷酒(くんしゅ)山門に入ることを許さず」と言い
「葷酒」とはネギやニンニク、ニラなどの匂いの強い野菜でしたりお肉やお魚、お酒のことを言います。
修行道場である寺院の中にはこのような葷酒を持ち入ることが禁止されております。
それは修行僧が修行生活の規則や規律、規範を破ってしまわないように戒めにもなっております。
また参拝に来られた皆さまにも
お参りのマナーや心得としてでもあるものと思います。
皆さまが参拝に来やすいよう
これからも努めてまいります。
2021.04.16
昨日は
薫物屋香楽での
香司養成講座卒業検定試験でした。
筆記試験はバッチリ出来たかと思います。
卒業制作として
練香と匂い袋を提出しましたが、
皆さんそれぞれ工夫されておりました。
私も少しは考え工夫してやりましたが、もっとやれば良かったと少し反省しております。
それは、ヒモの縛り方、匂い袋の生地。作品をつつむ包装や紙。残念なことに写真を撮りそこねました。
また、皆さまの考えた銘(お題)も少し拝見しましたが、そのお題からどんな香りだろうと考えてしまうほど、惹かれました。
何はともあれ、卒業できました。
コロナ禍で、皆さまとマスク無しでの会話はほとんど出来ませんでしたし、食事にも行くことが出来なかったのがとても残念でした。
卒業はしましたが、毎月香習会がありそうですので、これからも勉強していこうと思います。
また、皆さまと共に
匂い袋や塗香、練香などの体験教室をやっていこうと考えております。
お香の出張講習もいたしますので、
お気軽にお問合せください。
お香は身心を清浄にしてくれます。
2021.04.14
ついに明日
薫物屋香楽さんの
卒業検定試験&卒業制作品の提出です。
かなりの量のお線香や煉香、匂い袋や部屋香
御焼香に使う抹香や清めの塗香
の調合しましたが、
やはりどれもとてもムズがしいです。
その日その時、銘を考えている時と決めた後や
調合している最中や途中経過でも考えが甘いと曲がってしまいます。
更には、調合した香りを聞いたとき
お香を焚いた時にも心の変化が、、、
ですがそれでも
お香を香る、聞く今
とてもリラックスでき
安心(あんじん)になれます。
2021.04.13
曹洞宗の今年の指針である
告諭が
曹洞宗管長であられます
南澤道人猊下よりお言葉を述べられております。
いま、私たちは多くの苦難に直面しています。新型コロナウイルス感染症の全世界的な拡大により、多くの尊い生命が失われ、人びとは深い悲しみの中にいます。また、戦争、貧困、格差などの社会不安、近年頻発する自然災害は、私たちに大きな痛みをもたらしています。
今日、曹洞宗の信仰に生きる私たちは、どのような生き方を目指すべきでしょうか。
お釈迦さまは、人生における苦悩の中で、菩提樹の下、坐禅を重ねられ、お悟りを開かれました。その御教えは、祖師方によって相承され、いま、私たちも頂くことが出来ます。身を調え、息を調え、心静かに坐りましょう。仏さまの智慧と同じ正信心により、ものごとを正しく見ることが出来ます。その時、おのずから他者を思いやり助け合う慈悲のこころが育まれるのです。
私たちの社会ではさまざまな分断が現出しています。感染症の広がりにより人間関係のさらなる希薄化が進む中、いまこそ、一人ひとりが菩提心を発し、人と人との温かなつながりを深めていかなければなりません。お互いに手を携え、四摂法の「同事」のおさとしを行じてまいりましょう。
すべての人びとが救われることが御仏の願いであります。
日々の生活の中で、仏さまに掌を合わせ、世界中の人びとが安らかに暮らせるよう祈り念じ、皆ともに菩薩行を進めてまいりましょう。
合掌
南無釈迦牟尼仏
南無高祖承陽大師道元禅師
南無太祖常済大師瑩山禅師
令和3(2021)年4月1日
曹洞宗管長 南澤道人
清水
御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌
私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。
どうぞよろしくお願いします
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