2021.07.29
オリンピックが始まり連日熱い戦いが行われております。
スポーツが好きな私は勝敗はもちろん気になりますが
一生懸命力を振り絞り戦っている姿に感動しております。
特に柔道では連日の金メダル
「道」の付く柔道・剣道・茶道・華道などは
仏道と同じように日々の精進、または身だしなみの作法や心をとても大切にされているように私は思っております。
『人人悉道器』(にんにんことごとくどうきなり)
この世界に生まれてきた人は誰でも、
努力を惜しまなければ道を極めることができる、はじめから備えをもっているのです。
道元禅師さまも、なぜ私たちははじめから仏の御子として生まれているのに修行をしなければならないのだろうか。
という疑問に、
精進(修行)こそがそのまま仏のお姿なのであると
日々努力、日々精進
これこそが「道」を極めるこころであり、
積み重ねることで自然と自信が持てるようになるのでは
それだけの器を私たち一人一人が兼ね備えてもっておりますので自信をもってください
精進することによりきっと輝きます
2021.07.25
7月初旬より始まりました本堂改修工事
堂内の壁と畳、さらには床板も無くなりました。
本堂正面と東側を撮影
本堂正面から西側を撮影
幾度となく雑巾がけした
本堂正面の階段も無くなりました。
2021.07.24
コロナ禍ではありますが、オリンピックの開会式が予定通り行われた。大会委員会はこれまでに不祥事などによる対応にも苦労されたかと思われるが、気持ち良くアスリートの皆さまには戦ってもらいたいものです。
国歌斉唱では、
日本を代表するMISIAさん
とても素晴らしい独唱でした。
『君が代』
明治15年程から斉唱されているようですが
平成11年(1999年)8月9日に
「国旗及び国歌に関する法律」が成立
国歌である「君が代」は、長い歴史を有しており、既に慣習法として定着していたようですが、21世紀を目前にして、成文法でその根拠が明確にされました。
「君が代は
千代に八千代に
さざれ石の
いわおとなりて
こけのむすまで」
2021.07.19
7月17日は道元禅師さまの正師であられる
如浄禅師さまの御命日でした。
お亡くなりになる直前までの4年間
道元禅師さまに仏法を伝えるため厳しくも心優しい師であったと思われます。
如浄禅師さまは1162年生まれであり1227年66歳でお亡くなりになられました。
それは、道元禅師さまが日本へ帰国の途上のことのようでした。
自分の本当の正師とも仰ぐ如浄禅師さまの最期を見届けることをきっと望んでいたのだと思いますが、
如浄禅師さまは、正しい仏法を継承された道元禅師さまを一日でも早く帰国され、正伝の仏法を広めるようを勧めました。
如浄禅師さまの教えは、
「もっぱら修行すべきは坐禅である。坐禅が悟りであり身心脱落である。焼香・礼拝・念仏・修懴(しゅさん)・看経(かんきん)をもちいず、ただ打坐すればよいのだ」と
修行を積んで悟りを得るというのではなく、
「坐禅は身心脱落である」
坐禅という修行が身心脱落であり悟りにほかならないのであると
「坐」という字は、土のうえに人が坐る
字さながら大地にしっかりと腰を据えて、静かに深く
自分と向き合いながら坐りましょう。
2021.07.16
七月の送り盆となりました。
皎月院は只今リフォーム工事中です。
本堂は、明治31年に再建されましたが
それは、本寺である八王子市下恩方にあります心源院さまの観音堂を移築したものでした。
移築後から今の本堂までには
何度も増改築されております。
ですが、明治から大正頃は財政面にもとても厳しい状況であったのだと思います。
壁の中の板材に卒塔婆が使われておりました。
今回、壁の撤去で明治40年や大正元年などの檀信徒がお盆やお彼岸で建立された100年前の卒塔婆が出てきました。
きっと皎月院檀信徒のご先祖さまがお寺に来て最後のお参りをされたのでしょう。
報恩感謝
清水
御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌
私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。
どうぞよろしくお願いします
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