2021.06.08
日々の暮らしの中で
日常使われている言葉がいくつもあります。
「挨拶」は「一挨一拶」(いちあいいっさつ)
こちらは、師匠と弟子、または修行者同志が、
軽くや強く問答され悟りの深浅を試されたなかからできた言葉であり、
「我慢」は「慢」という字さながら
高慢、自慢、傲慢,
などの熟語があるように
他人と比較していまい自らをおごってしまう言葉である。
さらにはもっと探りますと
「七慢」という言葉がありました。
このような自惚れてします心は、人間としてでてしまう可能性は十分にあります。
他の人を観察するだけではなく、しっかりと自分自身を観察し自分自身を知ることが大切な心です。
2021.06.02
塔婆供養の功徳とは
私たちは、血縁だけでなく多くのご縁によってつながっております。
亡き後も、故人さまと私との間には心と心で固く結ばれております。
ですので、見えずともお花を飾りたい、飲まずともお水をお供えしたい、答えずとも語りかけたい。
というように、見えないものにつくし、見返りを求めないですることが
本当のご先祖さまや故人さまに対するご供養であり、人間としてとても大事なことです。
2021.06.01
6月となりました。
今月の皎月院は
12日に施食会法要(檀家さんは呼ばずに)を
厳修致します。
その後日より、本堂の基礎、壁の補修工事が
金剛組により12月まで施工が行われます。
どうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m
庭前柏樹子(ていぜんのはくじゅし)
ある禅僧が、趙州禅師(ちょうしゅうぜんじ)に
「いかなるか是れ祖師西来の意」と尋ねられました。
これは、菩提達磨大和尚が何を伝えるためにインドから中国へ渡って来られたのか。という問いに対して
趙州禅師が庭の木を指でさし
「庭前柏樹子」と答えられました。
柏樹子とは特別に意味はなく、
目の前の現実を離れ
仏法を探し求めてもむなしいことであるという意です。
清水
御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌
私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。
どうぞよろしくお願いします
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