曹洞宗 常圓山 皎月院

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道元さまのお言葉

2020.12.06

真っ直ぐする

坐禅は、ゆっくりと呼吸をしながら

身体を真っ直ぐに調えること、

心を真っ直ぐに調えること、

身も心も一体に真っ直ぐに調えることです。

『正法眼蔵』「三昧王三昧」では、

『結跏趺坐は、直身なり、直身心なり、直仏祖なり。

直修証なり、直頂にんなり、直命脈なり。』

と、坐禅を、「直」の一字で説かれてもいますが、

身も心も一体に真っ直ぐにすることであります。

真っ直ぐとは、簡単なようで簡単ではありません。

お線香を真っ直ぐに調えること差すのは私の力量ですが、ご本尊さまを中心にしますと、お供えのお花やお供物が左右対称でなかったり、お位牌や遺影が曲がっていたり、向きが揃っていないだけでも気になってしまいます。

最近では、パソコンや携帯電話の仕様によって私たちの身体がしっかりと真っ直ぐに伸びていないかもしれません。

前屈みや首の前傾、猫背や肩がまるくすぼんでしまったりと、

意識して深呼吸することもとても大切です。

胸を張って身体を真っ直ぐにすることにより

真っ直ぐに沢山の呼吸ができるかと思います。

ぜひ意識してやってみましょう。

その他

2020.12.05

鬼滅の刃

大ブームである鬼滅の刃

ついにマンガ本の最終巻が発売されました。

その他にも小説本が2冊。

スピンオフのマンガ本も2冊。

朝から書店には長蛇の列であり、

5社の新聞を購入する人も多数いたようです。

映画の興行収入も歴代1位になるのも時間の問題でしょうし、書店の閉店数も激減したそうです。

素晴らしい言葉を見つけることができましたし、

良いことだらけの漫画です。

映画を見ておりません。マンガ本を持っておりませんが、

竈門炭治郎(かまどたんじろう)くんの

言葉がとても心に響きました。

『人は心が原動力だから

心はどこまでも強くなれる!!』

まさに

今必要な言葉なのかもしれません。

 

 

道元さまのお言葉

2020.12.03

坐禅期間

12月8日の成道会まで坐禅期間とされ、

臘八摂心(ろうはつせっしん)と言います。

日々の生活がありますので、

坐禅をただひたすらにできることは

幸せでもあります。

かかわりあいをすべて捨ててしまい、

ゆったりとした気分になるもの。

『諸縁を放捨し、万事を休息すべし。』

(正法眼蔵 坐禅儀より)

 

瑩山さま

2020.12.02

坐禅

瑩山禅師さまは

『常住大慈大悲、

坐禅無量功徳、回向いっさい衆生』と

「常に大慈大悲(だいじだいひ)に住して

坐禅無量の功徳を、

一切衆生に回向せよ。」

【いつもお釈迦さまの慈悲を心にとどめ、

坐禅のはかり知れない功徳というものを、

生きとし生けるすべてのものに回らすことができるのです。】

行事

2020.12.01

師走

今年最後の月となりました。

永平寺などでは、本日から8日まで

臘八摂心会(ろうはつせっしんえ)

朝3時40分から夜の9時までの

坐禅三昧期間となります。

これは、お釈迦さまが覚られたように

私たちも坐禅をさせていただきます。

12月8日

明けの明星の輝くころ、

お釈迦さまは縁起の法を覚られ仏陀となられました。

インドの成道さられ聖地

ブッダガヤと菩提樹

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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