2022.05.31
中陰(ちゅういん)とは
仏さまの世界へと移行する期間であり道である
その期間が49日とされております
それは古くインドにおける輪廻思想から生まれたものとされ
死後7日毎にそれぞれの裁判官のような方(例えば皆さまがイメージしやすい閻魔さま)の裁きを受け次の生が決まる(十王信仰) とされがちですが
亡き方がお釈迦さまのいる仏の世界に至るまでの準備修行期間としてます(十三仏信仰)
49日もの間
寂しく不安な亡き故人さまを、励ます意味でも私たちができることは
「ありがとう」などの感謝をあらわす供養です
お水やお茶、お膳、好きだっ果物や御菓子などを供え
きれいな生花をお供えし
ろうそくに火を灯し、お線香を手向け
心静かに合掌
これを【利(り)の供養】と言います
最近ではご葬儀の同日に
初七日を繰上げておこなうことが大変多くなりました
この初七日を初願忌(しょがんき)とも呼んでおります
仏さまの世界へと向かう願いをおこす
という意味でもあります
高祖承陽大師道元禅師さまは
常日頃から「三帰戒(さんきかい)」という
『南無帰依仏 南無帰依法 南無帰依僧』
(なむきえぶつ ほう そう)
を唱えることが大切であるともされております
さらには、生命が尽きたとしても
三帰戒を唱えることにより
必ずや仏の世界へと導いてくださるとも言われております
清水
御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌
私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。
どうぞよろしくお願いします
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