2020.09.16
道元禅師さまが読んだ和歌です。
『草の葉に かどでせる身の 木部山(きのめやま)
雲にをかある 心地こそすれ』
(木の芽峠 越前と若狭の境界の峠です)
この和歌は、
道元禅師さまが体調を崩され10ヵ月ほどが過ぎた頃、
療養するために京都へ向かうことを決められた頃かと思います。
タイトルにもつけました
「草の葉」
これは、あの世のことではないでしょうか?
自分の身体のことは、自分が良く解っているとするならば、
あの世への旅立ちのように一歩一歩
木の芽峠を登られていたのかもしれません。
今月29日が御命日です。(陰暦では、8月28日)
1253年示寂 世寿54歳
清水
御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌
私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。
どうぞよろしくお願いします
(^人^)