曹洞宗 常圓山 皎月院

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禅のことば 道元さまのお言葉

2022.02.19

坐禅の作法

道元禅師(高祖承陽大師)さまの著書

『普勧坐禅儀』より

 

「尋常(よのつね)、坐処には厚く坐物を敷き、上に蒲団を用う。或いは結跏趺坐(けっかふざ)、或いは半跏趺坐。謂く、結跏趺坐は、先ず右の足を以て左の䏶(もも)の上に安じ、左の足を右の䏶の上に安ず。半跏趺坐は、但だ左の足を以て右の䏶を圧(お)すなり。寛(ゆる)く衣帯(えたい)を繫(か)けて、斉整(せいせい)ならしむべし。次に右の手を左の足の上に安じ、左の掌(たなごころ)を右の掌の上に安じ、両の大拇指、面(むか)いて相拄(あいさそ)う。」

【世間一般に、坐る場所には厚手の坐褥(ざにく)を敷き、その上に厚い坐蒲(ざふ)をつかいます。

(足の組み方)

1つには両足を組む結跏趺坐、もう1つは片足を組む半跏趺坐。

両足を組む結跏趺坐は、まず右足を左の腿のつけ根に深く乗せて組み、左の足を右の腿の上に深く乗せて組みます。片足を組む半跏趺坐は、ただ左の足を右の腿の上に乗せます。

ゆったりと着物と帯をつけ、きちんと整えておきます

(手の組み方)

次に右手のひらを上向きにして組んだ足の左足の上に乗せ、左手を同じく上向きにして右の手のひらの上に乗せて、両手の親指の先がかすかにつくようにして互いに支え合うようにします。(この手の形を法界定印(ほっかいじょういん)と言う仏さまの結ぶ印の形です)

禅を中国へと初めて伝えられた(震旦初祖しんたんしょそ)

菩提達磨大師(ぼだいだるまだいし)

 

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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