2022.02.11
『普勧坐禅儀』これより本論
「夫(そ)れ参禅は静室宜しく、飲食節(おんじきせつ)あり。諸縁を放捨し、万事を休息して、善悪(ぜんなく)を思わず、是非を管すること莫れ。心意識の運転を停め、念想観の測量(しきりょう)を止めて、作仏(さぶつ)を図ること莫(なか)れ、豈坐臥(あにざが)に拘わらんや。」
【いざ坐禅をするときには、静かな部屋がよろしいです。飲食も食べ過ぎたり、空腹でなく節度を持ち、生活している中で心を乱すような拘りごとを投げ出し、この世の善悪をわずらわしくおもうことなく、思量の是非の分別することをやめましょう。
心の意識の働きや認識といった働きをやめ、念じる想像すること観察するなどの働きをやめ、仏になろう、さとりを得たいと思うこともやめるのです。ましてや坐禅をするときには、生活に関係なくすべてを解放しゆったりと坐ることなのです。】
坐禅は正に家で穏坐することがよろしいです
清水
御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌
私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。
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