曹洞宗 常圓山 皎月院

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禅のことば

2021.05.24

眼横鼻直

”眼横鼻直(がんのうびちょく)”

皆さん読めましたか?

単純かもしれませんが、眼は横に鼻は縦に真っすぐ

に、と言う

誰もが知っていて当たり前のことでありますが、

当たり前のことを、あるがままに受け止め、心にいれること。

とーっても単純なことですが、難しいような、意味深な感じがします。

道元禅師さまは、

中国の宋へ渡り、正師と仰ぐ如浄禅師さまのもと坐禅の法門を受け継ぎ

帰国。如浄禅師さまは、臨済の看話禅(かんなぜん)と曹洞の黙照禅(もくしょうぜん)の両方を究められた方でもあったようである。

道元禅師さまが如浄禅師さまからいただいた認可というものは

特になく

”空手還郷”(くうしゅげんきょう)

「空手にして郷に還る 所以に一毫の仏法なし」と

手ぶらだったそうです。

道元禅師さまは、真の仏法を如浄禅師さまより会得、全身全霊で体得されたので

当たり前のように勤めることができる。その表れの言葉だったのでしょう。

当たり前のことが仏道を得るすべなのかも知れませんね。

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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