曹洞宗 常圓山 皎月院

皎月院TOP > 禅のことば > 涅槃図には

禅のことば

2020.02.09

涅槃図には

涅槃図とは、

お釈迦さまが亡くなられた時の様子を描いたものです。
この涅槃図には、お釈迦さまの入滅という悲しみの中、
命の終焉と、教えの永遠
が描かれていると思います。


お釈迦さまは、自分の亡くなる日を
決められていたそうです。
なぜ2月なのか?
それは、陽春であり、万物が成長しはじめ、動物が産み育てられ、
この世界が不滅であることをかんじられるからだそうです。
誕生や成道は8日であるのに
15日を選ばれたのは、
月が満々としてすこしも欠けていない満月、
お釈迦さまの教えが欠けることなく
明るく輝く月の光のように
人々の心を照らし、この世を照らす
満ちわたるからである。ともされているそうです。

涅槃図の右上に雲の上にのり
降りてくるグループが描かれているが、
先頭は、お釈迦さまの十第弟子の1人
天眼第一とされる、阿那律(あなりつ)アヌルダとも呼びます方です。
その後方には、
お釈迦さまの母である
摩耶夫人(まやぶじん)です。
お釈迦さまを出産された功徳により
特別に戻ってこられました。

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

カテゴリー

最新の投稿

アーカイブ