曹洞宗 常圓山 皎月院

禅のことば

2021.01.30

願い

「立春大吉(りっしゅんだいきち)」と

「鎮防火燭(ちんぼうかしょく)」

「立春」とは冬が終わり、春が始まる節目の日のことです。
今年は1日はやい2月2日「節分」に豆まきをして一年間の厄を払い、2月3日の「立春」に新しい春を迎えます。
新しい一年の始まりである立春の日に、

厄が来ないようにという願いを込めて

「立春大吉」と「鎮防火燭」のお札を貼ります。
実は、「立春大吉」の漢字四文字は、すべて左右対称になり裏から見ても表から見ても「立春大吉」と読むことが出来るのです。
このお札が玄関などに貼ってあると、鬼が家に入ってから振り返っても同じように「立春大吉」と書かれたお札が見えるため、鬼はこの家にはまだ入っていないのでは、と勘違いをして逆戻りしてしまうそうです。
鬼が入ってこない。出ていってしまう。一年を平穏無事に過ごすことが出来るという意味でもあります。
あわせて「鎮防火燭」は「火伏せ、災難や煩悩を消し去る」という意味のお札ですので、

台所や火の元に貼っております。

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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