曹洞宗 常圓山 皎月院

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禅のことば

2019.07.07

陀羅尼(だらに)

曹洞宗のお経に
陀羅尼とつものが多くあります。

日頃読む経典として
『大悲心陀羅尼だいひしんだらに』
『消災妙吉祥陀羅尼しょうさいみょうきちじょうだらに』があります。
他にも、施食会で読みます『甘露門かんろもん』
永平寺では日中に読む『仏頂尊勝陀羅尼ぶっちょうそんしょうだらに』
また特別な法要時に読む『楞厳呪りょうごんしゅ』
などがあります。

陀羅尼とは「保持」を意味します
サンスクリット語「ダーラニー」の音写です。
漢訳ですと「總持」「能持」と訳されています。
ですが、陀羅尼のお経は五種不翻の一つに相当し
サンスクリット語の漢字音写でありますので文字面からは
訳、意味を理解することは難しいです。
 
陀羅尼の内容としては、
神仏や菩薩を讃歎するする言葉や
願いの成就を求めるような言葉が書かれております。
教科書のような経典ではなく、呪文的な経典とも思います。
ですので、声に出して読誦することが大切な経典に思います。

 

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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