2019.04.27
先代の住職 泰明老師は
恩方地域椎茸栽培の先駆者とも
聞いておりましたが、
昔の桜の写真を探していたところ
名刺を発見。
研究所の所長でもあったようです。
仏教の世界観、人生観の特徴は三宝印(さんぼういん)といわれます。
三宝印とは、
諸行無常(しょぎょうむじょう)
諸法無我(しょほうむが)
涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)
をいいます。
諸行無常とは、
いろいろな縁の和合によってつくられたもの(諸行)は
何一つとして恒常な存在ではない(無常)ということです。
無常と聞くと私は、
『平家物語』の冒頭のを思いつきます。
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」とありますが、
なんだか寂しく暗いイメージにもなりますが、
もののあわれやはかなさという無常観ではなく、
つぼみが開き美しい色とりどりの花が咲いたり、
産まれてきてくれた子供が成長してゆくことも無常なことであります。
形あるものは必ず滅していきますが、
同時に新しい生命誕生や成長をも意味します。
なので、後悔のない充実した生き方を心がけ
毎日精進努力しなければならないのですね。
先代住職のように
改めて世のため人のために尽くしてまいりたいです。
清水
御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌
私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。
どうぞよろしくお願いします
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