曹洞宗 常圓山 皎月院

禅のことば

2019.01.13

洗面

あっという間に1月も半ばになってしまいました。

私たちは起床後、生活習慣として
顔を洗うことは自然なこと当たり前のことと思いますが、
私が曹洞宗の大本山永平寺へと修行に行った時に
改めて洗面の大切さ、お水の大切さなどなど、
顔を洗うだけにも多くのことを学びました。

道元禅師さまが著し残された書物に
『正法眼蔵』があります。
この中には「洗面」という巻があります。
顔の洗い方が詳細に示されておりますが、
洗う時には、額からまゆ毛、目、鼻、耳や耳裏、あご、ほほを
丁寧に洗うこと。また、ヨダレやツバを桶の中に落とさない
(修行中には桶を必ず使用)余計な水は使わない、
周囲に飛ばさないなどの注意事もあります。
何故なら自分だけではなく皆で使う場所であり、
周囲に対する心づかいは常に必要だからです。
また、気持ちを新たにする。手を使うことによって
頭を働かせるといった意味もあります。

この時期は特にお湯が恋しくなりますがね。
大切に心掛けましょう

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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