2018.07.24
引き続き
「伝法(でんぽう)」ですが、
とても大事な儀式です。
曹洞宗で定めている方法に則って七日間行われます。
改めて師匠から菩薩戒を受けます。
そしてさらには、授戒作法などを受け継いだり、
歴代祖師方から受け継いできた
証明書の作成をし、師匠から頂いたりと、
とても大事な七日間です。
また、この伝法が終わりますと、
福井県にあります、大本山永平寺と
神奈川鶴見の大本山總持寺の
両大本山へ行きまして、
住職として一日勤めます。
これを
『瑞世(ずいせ)』と言います。
それまでは黒いお袈裟でしたが、
これからは色の付いたお袈裟(色衣)を
着けることが許されます。
この「瑞世」「転衣」が終わりますと
ようやく「和尚(おしょう)」という法階になります。
ですので、和尚さんと呼ばれるには
ここまでしなくてはならないのです。
弟の大本山總持寺さまでの瑞世の模様です。
清水
御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌
私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。
どうぞよろしくお願いします
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