2017.11.23
五輪塔は、お釈迦さまをなぞらえるものとして
造立されていることから、
それぞれの形は
頭頂(宝珠)、顔(半月)、胸(三角)、
腹(円)、足(四角)を象徴して造られています。
また、五つの形には梵字が一字ずつ刻まれており、
頭頂から順に キャ、カ、ラ、バ、アと読み
意味は、空、風、火、水、地 に相当します。
人間を構成している四つの要素、風、火、水、地の「四大」と、
それらはすべて無常な存在であることを意味する
「空」の要素を入れた「五大」が表現されています。
また木の板で作られている板塔婆、卒塔婆。
卒塔婆はストゥーパを音訳したものですので、
本質的にはストゥーパや五輪塔と同じ意義のものとなります。
お塔婆を建てることは、五輪塔を建てることと同じ意義であり、
お釈迦さまの姿を造立することと同じ功徳があると考えられております。
そのような善い行いが故人にとっての供養にもなるとされることから、
ご法事などではお塔婆が用いられているのです。
京都駅のクリスマスツリー🎄でした。
清水
御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌
私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。
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