曹洞宗 常圓山 皎月院

禅のことば

2017.11.21

ご法事

法事
 善行を積み 故人を供養す
 親族は再び一堂に会す
 故人の冥福を祈るため。
 仏さまとなった故人を尊ぶため。

 現代を生きる人々には多様な人生観をもっているように思えます。
死んでしまったらすべておしまい。
そのような人生観をもっている方も少なくはないとも思います。
しかし、命の終わりと関係の終わりは必ずも一致しません。
大切な方が亡くなってしまったとしても、
その方との関係が途切れてしまうわけではないのです。
 故人の姿を想い、慕い、祈るとき、故人さまのおかげで
今の自分があるという事実に気が付きます。
私たちが心に故人を感じているとき、
諸々の理屈をこえて、故人は確かに私たちの心のなかに生きているのです。
心のなかに生き続ける故人がいる限り、
私たちと故人との関係に終わりはありません。

故人さまやご先祖さまの冥福を祈るご法事は、
私たち自身が無事平穏で、心安らかに暮らしていることを
伝える日でもあるのかもしれません。

日々の生活を正すように心がけたいものです。

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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