曹洞宗 常圓山 皎月院

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禅のことば

2017.10.23

洒水(しゃすい)

洒水(しゃすい)

洒とは、うやうやしく水を灌(そそ)ぐ意、
ですので、水を高く上から捧げてそそぐ、
そのことから物事が鮮やかになることを意味します。

逆に灑水(しゃすい)と書く場合は、
水を下にそそぎきよらかにする。

単に水をそそぐのと、上に捧げてからそそぐのとの
違いがあるとされております。

水は汚れを除き、清浄にする
罪障消除の功徳がある。
水は万物を育成する。
水がなかったら生物の芽はでない。
ですので、水は万物育成水であり、慈水であります。

人生は産湯に始まり、末期の水で終わる
人間は水に生まれ、水に生き、水に終わる
ということにもなるのではないでしょうか。

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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