曹洞宗 常圓山 皎月院

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禅のことば

2017.07.09

後唄(ごばい)

處世界如虚空(ししかいじきくん)
如蓮華不箸水(じれんかふじゃしい)
心清浄超於彼(しんしんじんちょういひ)
稽首禮無上尊(きしゅりんぶじょうそん)

世界に処すること虚空の如く、
蓮華の水に箸かざるが如し。
心の清浄なることは彼に超ゆ。
稽首して、無上尊を礼してたてまつる。

食事作法の最後にとなえられるこの偈は、
「後唄」(ごばい) と呼んでいます。
後唄とは最後に唄う詩という意味で、声明(しょうみょう)にもちいられるうた ー梵唄ー
始めを梵唄 中間を中唄 後ろが後唄 と言います。

曹洞宗の御開山 道元禅師さまは、
昔修行された建仁寺の風を取り入れ
食事作法の最後にこの偈を唱えるようにと決められたようです。


こちらは、御法事のあと席をお寺にて〜サンライフさんの仕出し料理です。 ご馳走さまでした。

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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