曹洞宗 常圓山 皎月院

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禅のことば

2017.07.05

普回向(ふえこう)

願以此功徳(がんにしくどく) 普及於一切(ふぎゅうおいっさい)
我等與衆生(がとうよしゅじょう) 皆共成仏道(かいぐじょうぶつどう)

願わくは此の功徳を以て普ねく一切に及ぼし、
我等と衆生と、皆共に仏道を成ぜんことを。

回向(えこう)というのは、
自分の積んだ善根功徳を他のためにめぐらし、ふり向けることを言います。他とは第一に、菩薩をさします。第二には、自分以外のもののためにという意味があり、他の人々が菩薩を得るために功徳を振り向けるという意味で用いもします。

自己の積んだ功徳をまず他のために、他の衆生たちの菩薩の為の回向するもので、回向は利他の願いである。ですが、利他の施しはやがてかえって、自他ともなる道理で、「皆共に仏道を成ずる」となります。


こちらは、加住町の龍源寺さまの 施食会法要の 施食棚の様子です。

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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