曹洞宗 常圓山 皎月院

禅のことば

2016.12.02

十三仏

十三仏とは〜

中国での十王信仰から派生したものとされております。その十王信仰とは何だろう?

まだまだ勉強不足なんですが、冥界で死者の罪業を裁く10人の王なのです。じつは、元々は仏教独自のものではなく中国で儒・仏・道の三教が争ってましたが、10世紀末になると、徐々に諸教の融合化が図られて、特に道教と仏教との融合にて生まれてできたものらしいです。

日本に入り、十三仏を以下の所へと配置されたのかもしれません。

初七日:不動明王
二七日:釈迦牟尼仏
三七日:文殊菩薩
四七日:普賢菩薩
五七日:地蔵菩薩
六七日:弥勒菩薩
七七日:薬師如来
百ヵ日:観世音菩薩
一周忌:勢至菩薩
三回忌:阿弥陀如来
七回忌:阿閦如来
十三回忌:大日如来
三十三回忌:虚空蔵菩薩

になります。

33回忌をする頃には、本当のご供養、皆さまの功徳が積みに積まれ、皆さまそれぞれの御先祖さまですね。

 

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

カテゴリー

最新の投稿

アーカイブ