曹洞宗 常圓山 皎月院

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禅のことば

2016.09.07

洗面の偈

洗面の偈(せんめんのげ)

 

以水洗面(いすいせんめん)

当願衆生(とうがんしゅじよう)

得浄法門(とくじょうほうもん)

永無垢染(ようむくぜん)

毎日起床後には皆さまお顔を洗うと思いますが、その時に唱える偈文(げもん)が『洗面の偈』です。

意味としては、

「水で顔を洗うことによって、すべての生きものたちが仏さまの尊い教えをいただき、永く安らかでありますように願います」になります。

道元禅師さまは中国より戻られた際に著された『正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)』には、「洗面の巻」として、こと細かく示されております。

水は桶一杯。洗い方は、額から眉毛、目、鼻、口、最後に耳のうらまでと。

道元禅師さまはとても清潔でキレイ好きだったと思いますね。

 

 

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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