曹洞宗 常圓山 皎月院

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瑩山さま

2021.07.08

あらゆる生き物に

七夕の時期が過ぎ去り

間もなく七月のお盆を迎えようとします。

日頃から供養する心、手を合わせる大切さを伝えておりますが

私たち日本人は古くから

あらゆる生きとし生ける存在の命に感謝をしております。

その代表例として、食事です。

食べ物をいただく前には、手を合わせ

”いただきます”と感謝の真心で食します。

太祖常済大師(瑩山禅師)さまは、

修行僧や今の私たちにもその教えをしっかりと残されております。

「仏の大いなる慈悲は、平等にありとあらゆる生物たちを済度し、仏のひろやかな教化の力は、みな等しく多種多様な生きものを救うと言います。年末には、数日かけて皆でひたすらにお経を読み、お寺の領地を耕した際に犠牲になってしまったあらゆる生き物たちや、あるいはお寺を支援してくれている皆さまの領地にて飼われている使役されている動物や生きもの、山林や河、水中や陸上であろうとそこに住んでいるありとあらゆる生きものの内、死んでしまったものに回向せよ。これらの生きものたちを救うことが出来るのは、仏の慈悲とお経の力しかないのです」とされ、

人間だけではなく、田畑を耕す功労であった牛馬や動物たちをはじめ

自然界の虫といったあらゆる命に対し供養する心を忘れてはならないのだと

十二月十日や晦日に読経するとありました。

 

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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