2022.08.31
私が修行しました福井県の大本山永平寺では
4と9の付く日には浄髪(髪を剃る)と
開浴(入浴)の日と決まっております
浄髮は粥罷(しゅくは)朝の食事の後に行います
その際には
「浄髮の偈」を唱えます
剃除鬚髪 当願衆生 (ていじょしゅほつ とうがんしゅじょう)
永離煩悩 究竟寂滅 (ようりぼんのう くぎょうじゃくめつ)
[鬚髪を剃除せば 当に願うべし 衆生
永く煩悩を離れて究竟じて寂滅ならんと]
(こちらの偈はお葬式でもお唱えいたします)
浄髮は基本お風呂場ではありません廊下でおこないます
お風呂への入浴は斎罷(さいは)の中食(昼食)の後ですが、夕方頃となっちゃいます
その際に
「開浴の偈」を唱えます
沐浴身體 当願衆生 (もくよくしんたい とうがんしゅじょう)
心身無垢 内外光潔 (しんじんむく ないげこうけつ)
[身体を沐浴すれば 当に願うべし、衆生
身心無垢にして内外光潔ならん]
永平寺のお風呂の建物
浴室の菩薩である
跋陀婆羅菩薩(ばったばらぼさつ)(永平寺ではありません)
こちらで三度の御拝をしてから入浴させて頂きます
清水
御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌
私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。
どうぞよろしくお願いします
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