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曹洞宗

2021.10.14

永平三世義介禅師

本日10月14日は

福井県の永平三世

石川県の大乗寺御開山

徹通義介禅師さまの御命日です。

平成20年が700回の大遠忌でした

義介禅師さまは802年前の

1219年6月15日に福井県福井市の稲津にてご誕生されました。

【この頃の時代背景は

鎌倉幕府の三代将軍源実朝が暗殺され

源氏に代わり北条義時が実権を握る】

13歳の頃禅宗の一派である達磨宗波著寺(なみつきでら)で修行される(永平二世孤雲懐奘禅師もいらした)

その後比叡山にて修行されたのち

23歳の頃道元禅師さまの下で修行され始めます。

1253年陰暦8月28日54歳で道元禅師さまが亡くなられた後日本各地の寺院を参観され

さらには中国の宋へも渡り

道元禅師さまの足跡をたどりながら視察されました。1263年頃に永平寺へと戻られ

永平寺の建物伽藍の整備や修行生活の決まりも改められた。

1267年孤雲懐奘禅師さまより永平寺を任され

三世徹通義介禅師さまの誕生です。

しかし6年後

永平寺を懐奘禅師さまがまたつとめられる

21年間年老いた母親の看護をされたと伝えられております。

徹通義介禅師さまが57歳の時瑩山禅師さまは義介禅師さまのもとで出家される

義介禅師さま62歳の時

83歳の孤雲懐奘禅師さまが8月24日亡くなられる

69歳の時正式に永平寺を四世義演禅師さまへ譲られる

その後70代を石川県大乗寺の住職をされ続け

80歳で瑩山禅師さまへとゆずられます。

1309年陰暦9月14日91歳で亡くなられます。

遺偈

【七顛八倒 (してちんばっとう)

九十一年 (くじゅういちねん)

芦花(ろか)、雪を帯び

午後の月円かなり】

義介禅師さまの教えを瑩山禅師さまは深く理解され実践することにより

瑩山禅師さまのお弟子の明峰禅師さま峨山禅師さまなど多くの弟子が育たれ今の曹洞宗の基ができたのだと思います。

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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