曹洞宗 常圓山 皎月院

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曹洞宗 瑩山さま

2021.01.26

生死

(正治2年1200年1月2日)陽暦1月26日は高祖常陽大師道元禅師さまの降誕会です。

 

《不自由な処より生じ、不自由の処に向って死し将ち去る。唯だ是れ此の愛に依れり》

『不自由な所より生まれ、不自由な所に向かってまさに死んでいくものは、正しくはこの愛によるのである』

《太祖常済大師瑩山禅師さまのお言葉》

仏教で説いています「愛」とは、一部を除きますと、物やお金、異性や名声など多くの物への《執着心》を意味しております。

その執着心から離れることが最善ともされます。

昨日は弟の小練忌(三十五日)でした。

また本日は叔父の祥月命日でもありました。

四苦八苦の1つでもある”愛別離苦”があります。

《愛する人ともいつかは別れなければならない》

愛する人との別れは、必ず苦しみに縛られ苦悩をも大きくします。

自分ではわからない程の執着に気づき

少しでも解放する努力も必要なのかもしれません。

そのためにも、仏さまやご先祖さま愛する人を

“敬い慈しむ”ことを念頭に

しっかりと掌を合わせて

頂ければと思います。

 

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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