曹洞宗 常圓山 皎月院

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仏さま

2022.06.01

水無月

6月となりました

 

この方を誰だがわかるだろうか?

本堂の向かって右側にて

右手をかざし、椅子に腰掛けているのだか

菩薩さまであり

招宝七郎大権修理菩薩(しょうほうしちろうだいげんしゅりぼさつ)と言います

中国浙江省の寧波府(ニンポー)定海県(ていかい)にあった

貿易の盛んな場でもあり宝を招く山

招宝山(候涛山こうとうざんとも言っていたようです)に航海の安全を願う神として祀られていた

別名に 山の神や七郎権現(しちろうげんごん)とも呼ばれていた

この地は、遠く朝鮮や日本を望むことができる海に臨んだ山のようです

曹洞宗だけが祀る大権修理菩薩

道元禅師さまが宝慶3年(1227年)の冬

本師如浄禅師さまから正法を授かり帰国される際

正法を護るため道元禅師さまの航海を護られた仏さまなのです

物語によれば、

同行となれば身体を小さくして欲しいと求めたところ

三寸ばかりの白蛇となり鉢(応量器)に身を収められたとされてます

 

皎月院 こうげついん 副住職プロフィール

皎月院副住職 清水 亨龍

清水 亨龍 こうりゅう

御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌

私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。

どうぞよろしくお願いします
(^人^)

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