2021.06.25
白檀(びゃくだん)とは
お香の世界で決まっている香木には
「沈香じんこう」と「白檀ひゃくだん」の2種類がまずあります。
一般的には香木と言いますと
香りのする木を言うようです。
沈香と白檀は、宗教的に最も多く使われてきまして、お釈迦さまの誕生前から使用され、お釈迦さまが亡くなられた際、荼毘に(火葬)ふすさいにも使用されたと言われております。仏教的にもとても大切な香木であり、沈香と白檀をそれぞれ使用しても芳しく、また希少価値も高いものなので今まで大切にされてこられたと思います。(今ではワシントン条約で取引は制限されております)
白檀は、木の全体に芳香があり使用することができる木ではなく(沈香も)芯の部分や根っこの部分のみ芳香があるので、ほんと一部分なのです。しかも、白檀の持っている油分である樹脂が、大切です。香りの強い部分はやはり根っこです。私たちは「根木ねぎ白檀」とも言っております。
これが根木白檀です。
(私が学んでいるお香屋 薫物屋香楽さんのです)
合成的に作られている香料として「サンダルウッド」とも呼ばれております。
私は、お参りのお線香やお焼香の時には必ず使用しておりますので、白檀の香りも、ぜひお参りと一緒に記憶として頭の片隅にと思ってもおります。
あすは、お寺にて除虫菊をメインで使い、他の各種香料を調合して
虫除けのお線香を作ろうかと思っております。
清水
御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌
私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。
どうぞよろしくお願いします
(^人^)