2023.07.02
「般若心経」は
「西遊記」でおなじみの三蔵法師さま
「三蔵法師」とは一般の名詞であり
経(仏さまのおしえ)
律(きまり)
論(経と律の解釈)
の三蔵(みっつの容れ物、書物)に精通した仏教学者を意味します
三蔵法師と言えば玄奘三蔵と思ってしまうほど有名であり
実在するお坊様で名前を玄奘(げんじょう)といいます
西暦600年に中国で生まれました
29歳のとき、天竺(てんじく)であるインドへ行かれ、16年もの間、インドで仏教の教えを学び
645年、膨大な数の仏教聖典を持ち帰られました
中国の長安に戻られた玄奘さまは
亡くなるまでの20年間沢山の経典を古代インドの言葉であるサンスクリット語や梵字といった言葉から中国語へと翻訳されました
訳された仏典は全部で
七十六部一三四七巻とも言われております
その中に「大般若経」600巻があり
更に262文字にまとめられたのが
「(仏説)摩訶般若波羅蜜多心経」(まかはんにゃはらみったしんぎょう)です
面白いことに゛摩訶般若波羅蜜多゛はインドのサンスクリット語で、゛心経゛は中国語のようです
お経はお釈迦さまが説いたものです
ですので仏説とも冒頭につきます
般若心経の般若とはサンスクリット語でプラジュニャーで、意味は「智慧」です
ですので、般若心経は
【智慧のお経】となりそうです
清水
御縁をありがとうございます。
駒大高校、駒澤大学卒業後平成13年冬に大本山永平寺(福井県)へ安居(修行)。平成15年より北海道へ修行。平成23年4月より皎月院へと戻り副住職として補佐をさせて頂いております清水亨龍(こうりゅう)です。 合掌
私の趣味はクライミング、スノーボードなど身体を動かす事です。また旅行も大好きです。ぜひ皆さま気軽にメールやお電話お待ちしております。
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